交通事故

交通事故は、誰にでも起こりえます。運転をする限り、被害者になることも、加害者になることもあると思います。
交通事故が発生した場合には、大きく分けて、①賠償に関する民事上の問題、②刑事処分の問題、③免許資格等の行政上の問題が生じます。
そして、①民事上の問題では、物の損傷に関する賠償問題、お身体の負傷・生命侵害に関する賠償問題、過失割合に関する問題などがあります。
②刑事処分については、加害者側では逮捕勾留や起訴不起訴の問題、被害者側では、刑事処分にどのように関わるかの問題があります。
③行政上の問題についても、事故後免許資格がどうなるかという切実な問題があります。
このように、ひとたび交通事故が発生すると、様々な問題が生じ、これをお一人で解決するのは困難なことが多いです。
とりわけ、以下のようなケースでは、弁護士にご相談いただくのが事故解決への近道だと思われますので、お気軽にご相談ください。

※なお、弊所では、損害保険会社から依頼を受けて事案処理を行うこともあるため、当該損害保険会社を相手方とする事案についてはご相談をお受けできない場合がございます。そのため、相談予約時には、相手方の加入する保険会社名をお伺いし、場合によってはご相談を伺えないこともありますのでご了承下さい。

【交通事故の解決事例】

ケース① 相手方加入保険会社等の提示額が妥当か知りたい

交通事故の被害に遭われると、多くの場合には、加害者側の保険会社から賠償金の提示を受けることになります。
しかし、この提示額が妥当なのかどうかは、初めて事故に遭われた方では判断に迷われると思います。
そのようなときには、是非弁護士へご相談下さい。訴訟となった場合に認められる可能性の高い賠償額についてわかりやすくご説明いたします。

ケース② 後遺障害の等級認定結果に納得がいかない

交通事故の被害に遭われお怪我をされた場合、治療をしても後遺障害が遺ってしまうことがあります。
そのような場合には、後遺障害の等級認定を受けることになりますが、自賠責が後遺障害として認定しなかったり、認定された等級に納得がいかないということがあります。
もちろん、弁護士にご依頼いいただいても結果が変わらないことはありますが、弊所では、適切な後遺障害等級を受けられるように、必要な医学知識の研鑽にも努めており、依頼者の方に納得いただけるよう最善を尽くします。

ケース③ 過失割合に納得いかない

交通事故では、停止中の車両に追突したような場合でなければ、多くのケースで、双方に一定の過失が認められることになります。
しかし、どちらがどの程度の過失なのかを決めるのは非常に難しく、私たち弁護士も、色々な事実を確認しながら一件一件方針を決めています。
過失割合が争点となる事故は、訴訟提起をして裁判所で解決を図ることも多いため、解決まで時間を要することもありますが、丁寧な事件処理を心がけたいと思っています。