
所有者不明土地(建物)管理制度について
2023.08.30弁護士の樋口です。 2023年2月のかなで便りにおいて,いわゆる“所有者不明土地”の問題を解決するため「民法等の一部を改正する法律(令和3年法律第25号)」が成立し,その1つとして,相続登記の申請が義務化されたことをお伝えしました。 今回は,上記法律成立に伴い新設された「所有者不明土地管理制度…

千葉県中小企業活性化協議会セミナーに参加しました
2023.07.07令和5年7月5日に、千葉商工会議所で、「千葉県中小企業活性化協議会セミナー~再チャレンジ支援・経営者保証ガイドライン~」が開催され、参加しました。 平成25年に経営者保証ガイドラインが策定されて以後、法人を破産させる場合でも、経営者保証人に安易に破産手続を勧めることなく、ガイドラインに基づく保証…

相続財産清算人について
2023.05.31弁護士の樋口です。 以下の①や②の場合,利害関係人が,家庭裁判所に申立をすることで,相続財産清算人を選任してもらうことができます。 ① 身寄りがなく,相続人がそもそも誰もいなかった場合 ② 相続人全員が相続放棄をして,結果として相続する人がいなくなった場合 相続財産清算人は,亡くなった方の債権…

保釈中にGPSを装着させる改正刑訴法が成立しました
2023.05.15保釈された際の被告にGPS端末を装着させる制度の導入などを盛り込んだ改正刑事訴訟法が5月10日参院本会議で可決成立しました。 改正法は、裁判所が保釈許可時に海外逃亡を防ぐ必要があると判断すれば被告にGPS端末の装着を命令できるようになります。 公布から5年以内に実施されます。 改正法は、日産自動車の…

令和4年度千葉県弁護士会副会長を務めて
2023.04.03令和4年度、千葉県弁護士会の副会長を拝命しておりました。 これまで、千葉県弁護士会の会員ではあるものの、「弁護士会」という組織自体について深く考える機会はありませんでしたが、財務・人事担当役員となったため、組織としての弁護士会のあり方と真剣に向き合った一年となりました。 毎週1回の役員会、各種委…

相続登記の義務化について
2023.02.28弁護士の樋口です。 令和6年4月1日より,相続により不動産を取得した場合,取得を知った日から3年以内に,相続登記の申請が義務づけられます(不動産登記法76条の2)。正当な理由がなく相続登記をしなかった場合は,10万円以下の過料に処されることがあります(同法164条1項)。 これまでは,相続登記…

財産開示手続きが強化されました
2023.02.28相手方(債務者)がお金を払ってくれない場合どうすればいいでしょうか?。 催促や交渉をして払ってもらえたならば問題は解決です。 しかし、催促や交渉をしても払ってもらえなかった場合、裁判という手続きに進むこともあると思います。そして、無事に勝訴判決を得たとします。 相手方も裁判で負けた以上、この段階にな…

新年のご挨拶
2023.01.02輝かしい新年を迎え皆様のご健康とご繁栄を心よりお祈り申し上げます。 旧年中は一方ならぬ御高配にあずかり誠にありがとうございました。 本年も何卒宜しくお願い致します。 〔弁護士 塩野大介〕

最近の千葉の民事事件における和解手続について
2022.11.29弁護士の樋口です。 かなで便り5月号において,提訴から判決までの手続の全面的なオンライン化を主たる目的とした「民事訴訟法との一部を改正する法律」(本年5月18日成立,2025年度までに完全実施予定)のお話をしました。 もっとも,上記法改正成立前より,以下の①と②を満たしていれば,千葉県内の裁判…

交通事故の加害者が自賠責のみ加入して資力がない場合
2022.08.30弁護士の樋口です。 交通事故に遭われてお怪我をしてしまった場合,加害者が任意保険へ加入していれば,任意保険会社より,お怪我の賠償の支払いを受けることができます。また,加害者が任意保険へ加入していなくとも,ご自身が人身傷害補償保険に加入していれば,同保険を利用して,お怪我の賠償の支払いを受けること…